僕がこの業界に入った
1993年の頃には
この
『ぺんてる イケイケ シャープ』
は、高嶺の花で
関西では本では見たことがあるけど
実物で五体揃っている物は見たことがなかったです。
単品では
加藤茶は一番、個数が多かったので見ました。
全く見なかったのが
メガネが完品の仲本工事だった。
ざっとした相場が
加藤茶・・・3万5千円
いかりや・・8万円
高木ブー・15万円
荒井注・・10万円
仲本工事・18万円
これが20年ほど前の相場だった。
本当に驚いたもんです。
こんな値段するんや!!と。
思いながらも、素人同然の僕は右も左も
当然、見たことないものだらけっだったので
本当に興味を持ちドンドンと
知りたい、見たい、触りたい、コレクションしたい
と、そう言った欲が本当に強かったな。
でも、最後のコレクションしたいはお金がなかったので無理でしたが。
20年以上前の関西の業者さんはご存知ですが
当時本当にお金がなくて、トイショウ行くたびに
A達さんや、N原さんに借金をしたもんです。
しかも5000円とか1万円とかご飯代貸してでした。。
とにかく
お金がない=ムラタ
が代名詞の時代でした。
まぁ、そんなこんなで何とか今日まで生きてきましたが
あ、話が脱線しましたが
珍しく長文を書いたのは
入荷した ぺんてるのドリフ で昔を思い出したんです。
と言っても何度も綺麗な状態のぺんてるは入荷しました。
記憶が蘇ったのが
仲本の”メガネ”です。
大半が欠品しています。
完品か眼鏡なしかで市場に出てきますが
今回の仲本が
メガネを自分で作ってるんですよ。
いわゆる、メガネを加工してサイズを合わせて
見栄えを良くし本来の仲本工事に近づけてるです。
これが、僕が最初に買った仲本が
メガネなし落書きヤケと三拍子揃った
状態の悪い物でした。
それでも
7万円でした。
その時の置いてあった
メガネ付きが20万円近かったので
諦めて
メガネを自作し家に飾って楽しんだもんです。
その時に思ったのが
いつか完品を買うんだ!
と思っていて完品が良いと思い込んでいた。
そんな、懐かしい記憶がふと蘇ったので書いてみました。
今、思うのは勿論、デッドストックな綺麗な物は
当然素晴らしく良いです。

メガネを自作して見栄えを良くしたりしていた時の
満足感や楽しさや
今に思う、当時の自分の環境も振り返ると楽しいもんですね。
おもちゃは、幼少期だけを思い出させるんでなく
大人になってからの自分のことも思い出せさてくれるんだなと
変におもちゃの良さをまた、おもちゃに再確認させて貰ったなと。。
柄にも無いこと書きましたが
入荷しています!!
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