遅くなりました。
忙し過ぎました!!
ちょっと長いけどよろしくです。
あ、沢山メールや会う人に結末聞かれましたけど
映画やドラマじゃないので
おお!ってなる結末ではないですのでよろしくおねがいします。
第1話
第2話

第3話
を、読んでいたから下記を観て頂けると
話の流れが分かります。
続きだが
前回の最後に書いた通り
間違いなく
異空間に来たのである。
上手くは、説明が出来ないが
覚えている限りの事を書くと
周りや空気、建物、人
全てと比べても明らかに温度が違うというか
何んとも言えない
感覚だったと思う。
そして
詳しくは覚えていないが
氷屋へ入ったのである。
入ると
第一印象だけが強烈に残っている。
元に戻ったんや!!と思ったのである。
自分が知っている、いつもの 氷屋 と全く同じなのである。
氷を切る、木の椅子の上に置いてある大きな恐ろしい形の包丁
タバコが一杯過ぎる位に押し込んだ灰皿
床にある、オジサンが氷を切る時に膝の下に敷く枕のような物
そして、嬉しくなり
すぐさま
氷屋の店内の奥に行った。

同時に 氷 となっているはずの居住地に行く通路横のポスターが
回<戸
みたいな、感じになっていたのだ。
直ぐに、ショックを受けたのを覚えている。
まだ、変なとこに居るのだ。
ここへ来てから
お母さん、お母さんと何度も心の中で叫んでいたが
お母さんから、誰かに会いたい!と強く思ったのを覚えている。
それが、俺の人生で初めての 死 を感じた瞬間でもあったのだ。
そして
氷屋の奥さん、おじさん、知ってる人に会いたい!!

奥へ進むと
第一話に書いたが、廊下があるのだ。
またである
廊下前で
吸い込まれるような強烈な目眩がきた。
そして、毎度の様に吐いたのだ。
しかし、毎度の様に吐いていないのである・・・実に不思議な感覚だ。
そして、感覚的には時間や何故そうなったか、全く覚えていないが
俺は
椅子に座っていた。
目の前には、1話で書いた
そばかすだらけのシスター
白衣を着た人数人
男性のスーツを着た女性
なぜか、号泣している老人と子供
の場面であった。
寸分狂いなく、同じ映像だった。
ただ、違うのは
匂い と 俺の体の感覚であった。
そして
号泣している老人と子供以外は
何かを話しているが、依然俺には理解できない言語であった。
そして
前回と違うのは彼らがその場から離れないのである。
以前の様に奥には行かないのである。
俺は、奥に行けば焼飯を作っている奥様に会えると信じて疑って無かった。
彼らが動かない
直感で
横切って奥へは行けないと確信もしていたと思う。
そして、彼らが
号泣している
老人と子供

他の人達がなにやら、話しかけて俺の方を指さした。
その瞬間
俺は、背筋が凍り付くの意味が初めて分かった。
体中に電気が走り、動けなく、汗びっしょりとなり
死ぬんだと確信にも似た
空白よりも白い空っぽの感覚になった。
そして、
号泣している老人と子供を残して
彼らが奥へ行った。
俺は、何を考えていたのか?どういった感情だったのか?
どれくらいの時間だったのか?
何も覚えていない。
膝を突き合わせ 子供を抱き締めるように号泣していた
老人と子供
が、立ち上がり
俺の方へ泣きながら歩いてきた。
そして、俺の前で顔を上げた。
髪は、短髪で所々白髪まじりである。
俺は、驚いた。

その瞬間、老人が口を開いた。
『・・・・ない。。・・まない。・・』

意味が分からなかったが
子供は号泣のままだ。
そして、俺が何か問いかけたんであろう。覚えていないが。
もう一度、老人が
『・・・ない。 』と。何度も言っているようだ。
俺は、耳を澄ました。
『すまない。』と言っているのだ。
普通なら日本語だ!と驚くのであろうが、
俺は、日本語に驚きはしなかった。
先の老人が顔を上げた瞬間に驚いた
くだりだが
俺が驚いた理由は、知ってる顔だったからだ。
その瞬間に老人が喋り出したので誰なのか?誰に似ているのか?
忘れたのだ。
しかし、
じっと老人を観て俺は気が付いた。
この老人は
俺なのである。
俺人身なのである。
間違い無く俺なのだ。
そして、老人の右側頭部を見て俺だと確信した。
号泣している、子供が知らぬ間に泣きやんでいた。
そして
見降ろすと子供が立ち上がった。
顔を見ると
俺なのである。
3歳位の俺なのである。
そして、子供の右側頭部を確認した。
間違いなく俺なのである。
俺には
生れつき右側頭部の耳の付け根の上だけ数百本の白髪地帯があるのだ。
老人と子供にも同じ場所に白髪地帯があった。
そして、
奥の部屋からシスターがこっちへ来るのが気配で気づいた。
その瞬間
年老いた俺が俺に一瞬何かを話した。
全く覚えていない。
が、
記憶では、一瞬話しているのだ。
しかし、一瞬では無い記憶量である。
つまり、テレパシーか記憶の共有である。
強烈な目眩がまた来たのである。
気が付けば
近所の小さな病院のベットに居た。
母親も居た。
映画やドラマの様に
『聞こえているか?大丈夫か?』と言った
感じは一切なく
普通に目覚めて母親が奥で先生と話していた。
日本語で理解できた。
ベット斜め上横の棚には
”スケジュール”と書いているホワイトボードが確認できた。
現在の空間に戻って来ているのか?
また、違う空間なのか?
言葉が分かるだけでは信じれなかった。
そして、母親が
『気持ち悪いって言い出したから病院来たんよ』と。
???であった。
そんな筈はないのである。
そして、老人と話してはいない筈だが、記憶がある
どうやら、
世の中には、異空間に行く場所では無くて
異空間に移動できる記憶の次元の違う
世界があるらしい。
その移動というのも
本来は、次元が変わるだけで
未来や過去には、行けないらしい。
つまり、現世とは違う別次元へである。
しかし、年老いたオレは
何故か、未来と過去の俺たちの記憶や感覚を
年老いた俺の未来の次元へ移動させたらしい。
謝っていたのは
年老いたオレが
こんな事しなければ
お前たちが、こんな目にあわなかったのに
すまない という事の様なかんじであった。
そして、これは繰り返されるようだ。
だから
最近、また似たような感覚に襲われたのだ。
これも
俺の推測では
俺の体験では無くて
次元と時間軸の違う俺の記憶で
記憶の共有ではないかと思う。
どこかの次元で
過去や未来には行ったりは出来ないが
過去や未来の本人とは、原理は分からないが
記憶や感覚が共有出来たりする
何かが発明されているんではないかと思う。
まぁ、子供の頃の体験だが
未だに
色々と、考えさせられる。
また、異空間へ行く事があるなら
今なら、携帯やスマホを常備しているので
突然飛ばされても
写メは取れるであろうと
変に期待もしている。
大した、オチも無い話でしたが
何か面白い
オチを作ろうかと考えたが、
また、変になってもイヤだし
大体の覚えている事やハッキリ覚えている事書きました。
長々とありがとうございます。