18年以上前の話だ。
バンコクに月1で平均1週間滞在で2年ほど行っていた。
理由は
国産のおもちゃや古着が充実してたからだ。
その後は日本人が多数行ったので今は恐らく何も無いだろう。
バンコクにも飽きだして
バンコク市内からチェンマイまで行こうと思った。
ただ行くならどこも同じだと思い面白さを加える為に
現地人のような感じでホテルを出た。
フォアラポーン駅まで歩いて行った。
滞在中は歩く事はそれ程なかったのでそれなりに歩くと気分が悪くなった。
暑いからではない。暑いと言っても気温は37度前後だ。
インドの方がオレ的には暑く感じた。
バンコクの暑さよりも、皮膚に絡みつくようなベタベタした
排気ガスと湿度で参るのである。
※湿度は常に70%位はあった。
フォアラポーン駅まで着くと大勢の人がいる。
それはバンコク最大の駅だ。
※フォアラポーンとはタイ語で『真ん中』という意味だ。
 つまり、中央駅である。
そんなこんなで
チャンマイまでの行き方は分からないし文字も読めない。
出来るのは、簡単なタイ語の日常会話のみだ。
しかし、あえてバックパッカー気取りのオレは英語表記は無視して
タイ語の文字の形だけで判断して
適当に電車に飛び乗った。
そして乗った瞬間に間違いなく失敗に気が付いた。
それが2点あった。
一つは時間がかかる事であった。
どこ行く?的なことを隣の兄さんが聞いてくるので
パイ チェンマイ
とタイ語で答えると『oh・・・』と。
よくよく聞くと
12時間は掛かるよと。。。
甘かった。
オレもタイ歴は長かったが、知らなかった。
なぜなら
バンコクからチェンマイまで飛行機なら50分で着くのである。
そのお兄さんがベチャクチャ喋るが聞き取れないタイ語だった。
恐らく、田舎の方だったのだろう。
もうひとつが
乗ってる方の貧困レベルであった。
歩き倒したので汗臭く、排気ガス臭いTシャツに半パン、草履、紙袋がオレの服装だ。
そんなオレがとても奇麗な服装に見える位のレベルだ。
補足だが、地方の観光地やメインのある街への電車にはあまり貧困層の方は乗っていない。
貧困層の方が乗る電車は基本的には田舎方面が多いのである。
まぁ、当時のオレにとったらどこで降りるかとか大した問題では無かったので
気にせずに、良い風景の直感で気に入った駅で降りる事にした。
そして
1時間強で適当に降りた。
そこから、素晴らしい体験と驚きの体験の旅になった。。。。
つづく

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