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ボクの住んでいる街は、異国の方々が沢山います。
ヨーロッパ系、ロシア系、中国系、アラブ系、インド系、、
当然、異国の方が沢山いると言う事は
そのお国の文化である、料理も商売として成り立つのである。
その料理に対しての調味料や食材専門店もある。
ハラールショップ
これは、イスラム教徒さんの専門店。
と、いろいろとある。
つい先日の事だ。
本格インド料理店へ、ランチを食べに行った。
店員もテーブルも壁紙もお皿や何もかもが
本格的なお店だ。
時間は13時位だったので客さんは数人で
オレの料理が届くころには、店内にはオレ一人になった。
そんな中
料理が届いた位に客人が来た。
北野界隈の旅行雑誌を片手になので
観光客であるのは直ぐにわかった。
彼は極度のあがり症だったのであろう。
入店するや、一言ぼそっと
『本格的だ。高いのかな。。』と。
すると
店員が『ドコデモ、スワテ クダサイ。』と。
観光客は、焦っていたのだろう、ガラガラの広い店内
なのに、オレの斜め前に座った。
そして、ロクにメニューも観ること無く
一番大きな写真のナンとライスの付いたカレーセットを注文した。
それは、カップルセットで2人前半はある一人では多い料理である。
暫くして注文品が来た。
その間も観光客はキョロキョロと不審であった。
ときおり、『本格的だなぁ。。』と言ったりしていた。
注文品を見て一言
『ヤバイな本格的すぎる。』
と。
オレは、店を出ようと思っていたが
”ヤバイな”が量が多いので言ってるんではないと分かったので
彼の”ヤバイな”の意味を知りたくなったのと
面白そうだったので
もう少し滞在する事にした。
予感は的中した。
彼は、イキナリおしぼりで手をこすり出した。
そして
右手左手を目で確認して
左手でご飯を掴みだした。
そして、カレーに付けた。
『アツっ!!アッッツう。。。』とビックリ悲鳴が出た。
当たり前である
出来たてで、湯気もオモッキリ出ているスープぽいカレーである。
そして、オレの方を見て一言
『やっぱり、本格的は、美味いけど、ちょっと熱いすね!』
と。
すると
インド人の店員が
『アアアアア・・・スプーン ワスレテマシタ。』
『アツクナカタデスカ?インドジン デモ コレハ、アツイデス』
オレ
『悪かったね、オレがスプーン無いよって言えば良かったね。』
『注文の時にそれ、量が多いよとも言えば良かったね。多すぎですもんね』
と。
真赤な顔してテンパった顔丸出しの観光客が
『マジッすか??ボク平気ですよ。問題ないですよ。熱いすか?これ?』
『といいますか、量も全然足りないですよ。長野県民はこれ位は普通ですよ』

まさかの強がりにでた。
これは、神戸市民として長野県民の彼のリクエストに
是非ともお答えしなくてはと思い、
オレは、
ミールスといってカレー5種類にナン3枚のインドの定食を追加注文してやった。
序でに店員に
『ココのカレーは、彼には、温いようなのでアツアツでスプーンなしで。』
と注文を入れて店を後にした。